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統合失調症と言われたときは、これまでの生活が全部変わってしまうんだと思い込んでいた。
確かにできなくなったことも少しはあったけれど、だんだんと病気が良くなってきたら、元の生活に戻れるんじゃないか、って思えるようになったんだ。
統合失調症になっても僕の人生は僕のものなんだ。
あきらめることばっかりじゃなくて、前を向いて一歩ずつ歩いて行こう。
「やりたいこと」を「できること」にするために。

統合失調症とは?

感じ方や考え方、行動をまとめることが
うまくいかなくなる脳の病気です。
幻覚や妄想があらわれたり、
意欲の低下や感情の鈍化があらわれたりします。
100人に1人くらいの人がかかるといわれていて、
珍しい病気ではありません。
統合失調症は適切な治療を行うことで、
少しずつ回復に向かっていきます。

平岡和也 平岡和也

統合失調症だからってあきらめない。
できることを増やしていくんだ。

平岡和也 26歳 
就労移行支援施設でリハビリ中

まじめで優しい性格。​草野球チームで、ピッチャーとして活躍していた。 大学卒業後、食品会社に就職し営業部に配属された。思ったように営業成績が伸びず、悩む日々が続いていた。​
2年前に、会社ですれ違う人みんなから悪口を言われているように感じ、上司に相談したところ、精神科の受診を勧められ、統合失調症と診断を受けた。
治療のため退職したが、現在は症状が落ち着いており、もう一度「一般企業に就職したい」と思い、リハビリを行っている。

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コンテンツ

僕は今、
前を向いて歩いている

できることが増えるのがうれしくって、
毎日リハビリに取り組んでいるんだ。

登場人物

  • 嶋田聡志

    嶋田聡志
    56歳 総合病院 精神科 部長

    日本精神神経学会専門医で統合失調症の診療経験が豊富。患者さんを中心とした治療をモットーに、一人ひとりに寄り添った治療を目指しつつも、理想と現実のギャップに悩む日々を送っている。趣味は野球観戦とジム通い。

  • 平岡和也

    平岡和也
    26歳 就労移行支援施設でリハビリ中

    まじめで優しい性格。草野球チームで、ピッチャーとして活躍していた。
    2年前に統合失調症を発症し治療のため退職した。現在は症状が落ち着いており、復職したいと思い、リハビリを行っている。

監修:東京女子医科大学医学部精神神経科 准教授 稲田 健 先生