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  • 就労継続のポイント インタビュー動画

更新日:2024年3月25日 公開日:2023年6月27日

Aさんの就労継続のポイント
~3年以上就労を継続しながら現在も週5日の就労中~

就労を継続しているご本人や、就労継続に向けて二人三脚でサポートするジョブコーチ、企業の雇用者に集まっていただき、就労を続けるためのポイントや課題の乗り越え方についてご経験を通じてお話してもらいました。

参加メンバー

参加メンバー

※ジョブコーチ:精神障害当事者が職場で働く際にそれぞれの当事者が持つ課題を解決するためにサポートを行う専門スタッフ

  • 支援者

    NPO法人大阪精神障害者
    就労支援ネットワーク
    (通称:JSN)

    支援者
    精神障害当事者に特化した就労移行・継続・相談支援などを行っています。当事者の生活・体調のフォローや就労に向けたトレーニング、実習先の紹介のほか、当事者が就職した後も担当職員がきめ細かくフォローをすることで、就労継続を支援しています。
  • ご本人

    40代、統合失調症
    就労継続 3年10カ月
    Aさん※2023年2月インタビュー時現在

    ご本人
    障害者オープン就労として株式会社ココワークの設立時より働いています。現在、週5日就労しながら葉物野菜の水耕栽培に従事し、種まきから出荷まで一連の作業を担当しています。
  • 就労先

    株式会社ココワーク
    代表取締役社長
    渡辺 晶子さん※住友ファーマ株式会社の特例子会社

    就労先
    精神障害当事者の方々の「働く幸せ」のために設立し、2019年4月に事業をスタートしました。精神障害当事者をメンバーとして雇用し 、ガラス温室で葉物野菜を水耕栽培で育て、関西圏のスーパー、レストランなどへ出荷しています。メンバーへの仕事の指導のほか、日常的な健康確認やコミュニケーションも行っています。

専門医からのメッセージ

2024年4月より、精神障害当事者もより働き続けやすくなるように、障害者雇用制度が一部変更になります。これによって、長い時間働くことが少し難しい方や、不安を持っている方も就労にチャレンジしやすくなってくるのではないかと思います。

嶋田聡志

誰もが働き続けることに、不安や困難を持っています。それでも周囲の支援を受けながら仕事を継続している方も多くいらっしゃいます。そんな方のインタビュー動画をご覧いただき、参考にしてみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介したAさん以外のインタビューもご紹介しています。

正社員になる目標も持ちながら、2年以上就労を継続しているBさん

正社員になる目標も持ちながら、
2年以上就労を継続しているBさん

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【監修者】

稲田健先生

北里大学医学部 精神科学 主任教授
稲田 健 先生

北里大学医学部を卒業後、精神科医として20年以上にわたり多くの統合失調症患者さんを診療してきました。また、日本精神神経学会の専門医・指導医、日本臨床精神神経薬理学会の専門医にも認定されています。精神疾患の当事者の皆さまが社会で自分らしく安心して暮らせることを目指して、特に精神科の薬物治療の研究に日々取り組んでいます。