統合失調症が落ち着いてきたから
そろそろ仕事をしたい。
どうやって
就職活動をすれば
良いんだろう。

そもそもみんな働いているのかな?

そもそもみんな
働いているのかな?

精神障害者の就職件数は
年々増加しており、
10年前の2倍以上
なっています。

ハローワークを経由した
精神障害者の就職件数

(各年度内の累計件数)

ハローワークを経由した精神障害者の就職件数(各年度内の累計件数) ハローワークを経由した精神障害者の就職件数(各年度内の累計件数)

厚生労働省:令和2年度 ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などの取りまとめ、p5(令和3年6月25日)より作成

精神保健福祉士

誰もが働けるような社会に変化してきています。
「働く」ことに
チャレンジするのも
良いかもしれませんね。

就職活動に向けてあなたが
知りたいこと
困っていること
は何ですか?

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精神保健福祉士からのメッセージ

就職したいと周囲に伝えることに不安を感じる方もいると思います。一方で、就職を応援してくれる人や施設は増えてきていますし、相談窓口もあります。例えば、市区町村の窓口等は無料で相談できます。もし「仕事をしたい」と思ったときには、誰かに伝えてみることで応援してくれる人が見つかったり、何かのきっかけを得られたりするかもしれません。

就労支援施設や専門家に相談してみようかな。

就労支援施設や
専門家に
相談してみようかな。

相談することで、あなたが
困っていることへの
アドバイスがもらえるかもしれません。

Q 就職活動をしているときに、
相談して良かったことは何ですか?

(上位5項目、複数回答可)

(「相談したことがある」146人が回答)

Q 就職活動をしているときに、相談して良かったことは何ですか?(上位5項目、複数回答可) 就職活動をしているときに、相談して良かったことは何ですか?(上位5項目、複数回答可)

住友ファーマ株式会社:2021年11月実施「統合失調症に対するアンケート調査」

就職活動の相談をした人の
3人に1人以上は
自分に合った仕事を
見つけることができたと回答しました。

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就職活動の相談をした人の3人に1人以上は見つけることができたと回答しました。

あなたのやりたいこと・
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実習には
いろんな種類があります。
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精神保健福祉士からのメッセージ

実習にはいろいろな種類があります。例えば、トライアル雇用のように実習後にその実習先で継続して就職できる可能性のある実習もあります。また、実習を利用しなくても就職している方も多くいますので、あなたの希望を実現していくために実習を活用するかどうかを支援者と相談すると良いでしょう。

あなたが身につけたい
チカラに合わせた
相談窓口・
支援機関があります。
まずは見つけてみませんか?

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仕事を続けることについても
相談することができ、
不安が軽くなることも
あります。

病気になっても同じ職場で働きたい

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仕事を続けることについても相談することができ、不安が軽くなることもあります。

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精神保健福祉士からのメッセージ

お仕事を始めると生活リズムや環境が変わることもあります。そのため、多くの就労支援施設は、就職後にも相談や支援をしています。特に、就職前に関わっていた支援者が、就職後もあなたに支援をしてくれる場合は、支援者との信頼関係ができているため話しやすいと思いますし、あなたの良いところも見つけてくれるでしょう。就労支援を利用する前に、就職後も同じ支援者に相談にのってもらえるかについて事前に聞いてみることも良いかもしれません。
でも、働き続けることが本当につらいときもあるかもしれません。そのようなときは、無理せず一度心と身体を休めることも大事です。調子を整え、働く意欲が戻ってきたら、またチャレンジすれば良いのです。

Q 働き続けられるかについての
不安を
相談窓口や支援サービスに
相談したことで、
どの程度
不安は軽くなりましたか?

Q 働き続けられるかについての不安を相談窓口や支援サービスに相談したことで、どの程度不安は軽くなりましたか? Q 働き続けられるかについての不安を相談窓口や支援サービスに相談したことで、どの程度不安は軽くなりましたか?

(52人が回答)
住友ファーマ株式会社:2021年11月実施「統合失調症に対するアンケート調査」

職場への定着のために
支援してくれる
相談窓口・
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統合失調症に対するアンケート調査概要

実施者 :

住友ファーマ株式会社

対象者 :

株式会社インテージが
2021年8月に実施した「疾患・症状パネル」
において就労していると回答した統合失調症患者214例(アンケート依頼数459例、アンケート有効回答数214例:回収率46.6%)

調査方法:

統合失調症患者の就労についての課題を調査することを目的に、2021年11月26日~29日にインターネットで統合失調症に対するアンケート調査を行った。アンケートは全13問で、単一回答、複数回答を含む選択形式で行った。

【監修者】

稲田健先生

北里大学医学部 精神科学 主任教授
稲田 健 先生

北里大学医学部を卒業後、精神科医として20年以上にわたり多くの統合失調症患者さんを診療してきました。また、日本精神神経学会の専門医・指導医、日本臨床精神神経薬理学会の専門医にも認定されています。精神疾患の当事者の皆さまが社会で自分らしく安心して暮らせることを目指して、特に精神科の薬物治療の研究に日々取り組んでいます。

【監修者】

山口創生先生

国立精神・神経医療研究センター
精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部
精神保健サービス評価研究 室長
山口 創生 先生

日本福祉大学 社会福祉学部卒業、大阪府立大学にて博士前期・後期課程を修了後、国立精神・神経医療研究センターで、精神障害当事者の皆さんの就労支援をより良いものにするために日々研究と実践をしています。また、障害の重症度に関係なく、当事者の皆さんの働きたい気持ちを重視して就労支援を行う「個別就労支援プログラム(IPS)」の国内普及にも取り組んでいます。