就労相談チェックシート

就労に関する不安や悩みを支援施設・窓口や専門家に相談できます。
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更新日:2024年3月25日 公開日:2022年4月1日

就労相談チェックシート

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あなたへのアドバイス

あなたの困りごとに合った支援をしてくれる施設・サービスがあります。まずは、相談してみませんか?

あなたにおすすめの相談先

就労移行支援事業所

就労移行支援事業では、一般企業への就職を希望する人に、就職に必要な知識や能力の向上のための訓練を行っています。事業所内での作業訓練、職場実習、就職後の職場定着支援などを受けます。就職後も職場に定着できるよう支援を受けられます。

就労移行支援事業所は、市区町村の障害福祉窓口やハローワークなどで探すことができます。また、インターネットでも探すことができます。

精神保健福祉士の
ワンポイントアドバイス

就労移行支援事業所を選ぶ際には、以下の特徴を持っている施設がおすすめです。

  1. 個別の面談を重視している施設
  2. 就職面接に同行がある施設
  3. 自機関で生活支援も提供する施設
  4. 受診に同行するなど主治医とコミュニケーションをとる施設
  5. 希望と合う個別メニュー・準備プログラムが用意されている施設
  6. 就職後の定着支援についての説明がある施設
就労移行支援事業について詳しく見る

精神保健福祉士

IPSモデルをご存知ですか?

IPS(Individual Placement and Support:個別職業紹介とサポート)とは、個別の就職活動支援と職場定着支援を中心とした就労支援モデルです。

ポイント!
当事者1人1人のテーラーメイドの支援計画
「働きたい」という希望を重視
求職活動から就労後まで継続した支援
こんな人におすすめ!
実際の仕事を通じて経験を積み重ねたい方
集団プログラムや頻繁な通所が苦手な方
信頼するスタッフに長く支援してほしい方
周りからは就労継続支援A型やB型を勧められるけど、一般企業で就労したい方

現在日本でIPSモデルによる就労支援を行っている施設は全国で約20施設あります。IPSモデルに興味がある方は、インターネットで検索してみてはいかがでしょうか。

全国のIPSチームを探す
https://jipsa.jp/practitioner

厚生労働省資料「援助メニュー一覧」より一部改変

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【監修者】

山口創生先生

国立精神・神経医療研究センター
精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部
精神保健サービス評価研究 室長
山口 創生 先生

日本福祉大学 社会福祉学部卒業、大阪府立大学にて博士前期・後期課程を修了後、国立精神・神経医療研究センターで、精神障害当事者の皆さんの就労支援をより良いものにするために日々研究と実践をしています。また、障害の重症度に関係なく、当事者の皆さんの働きたい気持ちを重視して就労支援を行う「個別就労支援プログラム(IPS)」の国内普及にも取り組んでいます。